去る11月7日 弊社本社内にて、紙器・パッケージ業界向けのセミナーを実施いたしました。
今回のセミナーでは、ドイツ シトーシステム社 社長ユルゲン・マリエン氏をお招きして、『欧州の紙器パッケージ事情=日欧の比較』をテーマに、下記の議題を中心に講演を行って頂きました。
・ドイツを中心とした欧州での印刷紙器最新状況について
・最新の打ち抜き技術についてのトレンド
・最新紙器パッケージの生産、技術、製品情報
日欧の比較ということで、内容は技術的なものに留まらず、政治経済に絡んだ話も織り交ぜながら、非常に興味深い内容となりました。また、質疑応答も盛んに行われ、参加企業の皆様方の意識の高さが伺えました。
急激な時代変化を迎えている中においても、「暗くなる必要は全く無い」というマリエン社長から最後に頂いたメッセージがとても印象的でした。これは有功社シトー貿易:谷口社長の弁をお借りすれば、「ドイツ経済は欧州で独り勝ちといった報道だけしかされていませんが、過去25年間の急変した経済環境を生き残った企業の並々ならぬ努力の結果に他ならない。その時代を知っているマリエン氏だからこそ、暗くなる必要は全くない、と言いきれるのだ。」とのことでした。
ご多忙中にもかかわらずご来場くださいました皆様、誠にありがとうございました。
そしてマリエンご夫妻、有功社シトー貿易の皆様、あらためてありがとうございました。